2010年5月27日木曜日

勉強会(報告 波多江)

今回の勉強会は、フェズの街並みと桂離宮の二つのDVDを見ました。

 フェズの街並みは、ある程度大きな通りは繋がっており、そこから狭い道が枝分かれしていてとても複雑な迷路のようになっていた。その由来として、外敵からの侵入を防ぐ為に狭くしたり、また、創設者のお墓があるなどとても街並みの歴史が感じられた。市場では、それぞれの店が同じような形で、狭い空間になっているので出入口がなく、店の人は吊り下げられているひもをつかみ、商品を乗り越えて通りに出ていくことや物資を運ぶためにロバを使うなどこの街ならではの文化や風習が感じられた。
 桂離宮では、様々な所でとても細かいデザインや工夫がなされていた。特に印象的だったのは襖の引き手のデザインで、月にまつわるデザインなど工夫がされていた。また、数寄の心として最高の素材を好きなように使うなど、素材選びでもかなりこだわって作られていた。

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