2010年6月1日火曜日

第7回 自主研究会(報告 担当:牧瀬)

ファンズワース邸

建築家ミース・ファン・デル・ローエは完成当時(1951)施主であったファンズワースに『あなたとこの家が新しい時代のモニュメントになる』と言った。
玄関前の広いポーチ、仕切りなしのワンルーム、必要最低限の家具、いち早く取り入れたシステムキッチン、温水式床暖房、エアコン、そして、空間の中央にある箱形スペースには水回り。これらによってライフスタイルに合わせた室内空間ができる。(ユニバーサルスペース)
自由に暮らすための家、自分らしい生き方をするための家。これがミースが伝えたかったこと。
しかし、このファンズワース邸も実験住宅にすぎなかった。
ファンズワース邸完成後、鉄骨とガラスの高層アパートができた。この建物はファンズワース邸を縦に並べたようなもの。

DVD鑑賞後、参加者にはファンズワース邸に自分が2~4人で住むとしたら…と言う事で、各々間取りを考えてもらいました。(サニタリースペースは固定)
決められた空間の中で、それぞれ個性的な間取りになっていたと思います。

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