長崎港松が枝国際ターミナル 福田貴人
建物を選んだ理由
卒業研究で、博多港国際ターミナルをテーマに選んでいて、アジアの入り口として使われているが、周辺があまりにも閑散として過ぎていると思い海外交流の多い長崎の港を選びました。
建物の概要と注目点
この建物は国際ターミナルでありながら、開放的な室内、客船入港時と客船入港していない時、と2種類の使い方があるところ、周辺景観に配慮された屋上緑化が注目したいところです。
一番注目点は、税関部分です。開放的な室内になっているので、税関としての機能がちゃんとしているのかというところです。
税関として使われるスペースと待合ロービーとの区切りがなく、税関・出入国手続き・入管すべてがみえる造りになっていて驚きました。
客船入港時と客船入港していない時は、イベントホールとして貸し出されていていろいろな催しなんかもあっているそうです。
海側がすべてガラス張りになっていてすごく室内は明るかったです。また天井部分に明り取り用の窓もあり、天井部分には照明器具は見受けられませんでした。
外部空間は誰でも利用が可能で建物の上に登ることもでき、海風がとても気持ちがよっかったです。山からの景観を考えられていて、小高い丘のような建物でした。近くには水辺の森公園があり、周辺景観や環境とのつながりも感じました。
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